空を眺めて生きる


by ogisawakaoru
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PWC SF TASK2

朝、空には高層雲が入り始め、悪天候の兆候が現れてきたデニズリです。
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昨日までテイクオフでは暑さをしのぐために木陰が必要でしたが、今日は冷たい風をさえぎる物はなくみんな温かい格好で日向ぼっこです。
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韓国チームは、辛ラーメン持参。
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ウエイティングが長くなりましたが風が急速に弱まり始め、タスクコミッティーからは2時ウインドオープン、3時スタートのショートタスクが発表されました。
年をとった目には、COMPASS社のC-PILOT PROが最適です。
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カラー画面でフォントの色、サイズが自由に組み替えることができます。
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テイクオフ直後は風の強さに翻弄されていましたが、スタートするころには西風が進入してきたためか、クラウドベースが一気に押し上げられ、3500mからスタートのまったく期待していなかった超ハイスピードレースとなりました。
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ブーメランは高速安定性が抜群で、強いサーマルにヒットしているグライダーの上に入れるときは、セカンドバーを踏むことで集団から抜け出すことが可能です。

テイクオフ上空にトップ集団で戻ってきた10名のパイロットの中には、ルカ、アレックスホッファーなどの歴代チャンピオン、タスク1トップのアンドレ、今年絶好調のアモン、ウルバンバリック、アメリカのニック、そして、GIN、宮田、小林。私を含め、昨日のタスクをディスカードしなければならない選手が、半数を占めています。

ここで、ブーメランのポテンシャルを生かして集団から抜け出した私を見てルカがスタート。
ゴールまで残り30km。
高度には十分の差があり射程距離内でルカを追従しトップゴールを狙います。

ルカがサーマルをヒットすれば、上に入りこみトップスピードの差で先にゴールする光景が見えていたのですが?残念。

結果、テイクオフ上空3000mから残り30kmあまりのZIGZAGレグがファイナルグライドとなり、高度を維持してよいラインを通ってきた小林達が集団でゴールラインを最初に切りました。
小林3位。宮田、水沼、増子もゴール。
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毎日飛べて、持久戦になる様相になってきました。夜は、韓国レストランで、ビビンバとラーメンでエネルギーを充填します。
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もうディスカードはありません。
明日からは、逸る気持ちを抑えて冷静にゴールを狙います。
by ogisawakaoru | 2010-09-24 11:38